序章-04 スキルをセルフチェックしてみよう

現在の力量をつかむ

プロジェクトマネジメントのスキルレベルと担当するプロジェクトが ミスマッチの場合、なにが起こるでしょうか。

プロジェクトの成功率が大幅に下がり、炎上してプロジェクトマネージャーやメンバーが鬱になったり、離職したり、関係する企業が経済的に損害を受けたり、社会的信用を失ったり、それに伴って事業戦略が遅延したりするなどの大きなダメージを受ける可能性があります。

プロジェクトマネージャーとしての自らのスキルを冷静に分析するには、具体的に自分(相手)が最初から最後までその業務を実施できるか、実施したことがあるかを正確に把握する必要があります。

そのためのセルフチェック表を図序-2に示します。

これを元に「できる・できない」や「得意・苦手」などの振り分けをしていくとよいでしょう。

もちろん、プロジェクトマネージャー1人がすべての領域をすべて得意である必要はありません。その分野に詳しい人と協力して進めていければプロジェクトを成功させることは可能です。

ただ、全体を俯瞰できる人は最低1人は必要になりますので、各領域でどんなことをやらなければならないかを知っておく必要はあるでしょう。

企業の人事・育成担当の方は、各プロジェクトマネージャーにヒアリングしながらスキルセットを整理していくと、育成や今後のアサイン方針を立てやすくなります。