導入事例 – 株式会社ニジボックス
新規事業開発を通して得た知見や、多くのユーザーを抱えるサービスのデザイン・開発を通して得たノウハウを駆使して課題解決を行うニジボックス株式会社様。
リクルートのグループ会社であり、サービス企画設計、UI/UXのデザイン、開発、グロースハック、運用改善など、サービスの構想段階から運用に至るまで幅広いソリューションを、様々な業種・業界・業態のお客様に提供しています。
専門性のある多様な職種のメンバーの中で、プロジェクトマネージャーとしてご活躍の上野由夏子様にお話を伺いました。

プロジェクトマネージャー上野由夏子様

— まずは、プロマネ道場の研修を導入された背景から教えてください。
ニジボックス社内では、PM(プロジェクトマネージャー)組織を発足させてから長くありません。 そのため、専門知識を持って「PMスキルとはどういうことなのか」を教えられる人が社内で確保できない状態でした。
今後この組織をより成熟させていくため、このタイミングでしっかりとプロジェクトマネジメントを教わったほうがいいという話になり、会社として導入しました。研修に参加した人数は現時点で8人です。
PMは経験だけがものを言う職種ではないですが、経験すればするほど多様な引き出しも増えていくという職種でもあります。当社は若い社員が多く、そのため一人前のPMとして自信を持って進められるメンバーもまだ少数です。
外部から調達する優秀なパートナーはいますが、業務委託の方ばかりに頼る状態をずっと続けるのも良くないよね、という会社の考えもあります。しっかりと社内のPMを組織として強化することが必須の課題だったのです。
— 若手社員が参加されたとのことですが、どのようなメンバーが受講されましたか?
ディレクターや開発ディレクターの中からPMになってみたい人、PMに興味持っている人がいれば 育成していこうというのが直近の方針です。1人はPMというよりはプロデューサー、あとは開発ディレクターの延長線上でPMをやっているメンバーもいました。
彼らにとっては、マネジメント領域がどのように定義されているのか、実際のプロジェクトで何をするのかなど、未体験のゾーンが多いです。現場で一つずつ手探りしていく場合もあるでしょう。 それもあって、各々自分のプロジェクトマネジメントのやり方はこれで合っているのかということに自信がない感じでしたね。
— PMとして活動する中で社員の皆様がお持ちの課題はありますか?
一応、一人前として動いてはいますが、みんなPMとして自信がないといった印象です。どの会社のPMの方もそうだと思いますが、とにかく目前のプロジェクト推進に必死ですよね。なかなか教え合う機会や、知見を共有する場を設けることもできていませんでした。
— 社員研修を導入するにあたり、プロマネ道場を選択した理由はなんでしょうか。
PMBOK よりも分かりやすくかみ砕いてくれているという点、何より現場に即役立つという点が決め手になりました。
これまでも知識を獲得しようと様々なことを試みました。2、3年前は他のメンターの方をPMとしてお招きして毎週メンタリングしていただく機会もありました。 その頃のニジボックスはプロジェクトマネジメントとは?という基本的な概念の理解が必要なフェーズでした。PMのファーストステップとして基礎を学べたのはとても良かったです。教えていただいたことを社内のワークフローにも取り入れていき、「当たり前品質」の底上げもできました。 ただ、理解が進むにつれ、「じゃあ実践ではどうすれば良いんだろう?」という場面に突き当たることも多くなり、具体的な手法ももっと学びたくなってきたんです。
そのタイミングで橋本さんにメンターとしてニジボックスに来ていただいたんです。私たちがその時に関わっている案件に対して「今こういうトラブルが起きているので、次はこういう打ち手にしましょう」といった形で、具体的にアドバイスしてもらえて助かりました。
それまで教科書にしていたのが PMBOK だったので、案件の規模感が弊社と比べて大きすぎて。参考にしながらも、実践部分で腹落ちしていない状態でした。それもあったのでプロマネ道場で実践ノウハウもさらに装着できると判断し、今回選択肢ました。
— 参加された方の受講後の反響はありましたか?
参加者の中に、PMをこれから志したいというメンバーがいました。せっかくPMに興味を持ってくれていたので、彼女には一貫性のあるカリキュラムに沿って正しくプロジェクトマネジメントの知識を身に付けてもらったほうがいいんじゃないかと思っていました。受講後に「プロマネ道場のおかげでPMとして走り出せました」と言ってくれたので、すごくうれしいです。
私自身が受講して良かったなと思っているのが、他のPMの方との交流の場にもなるので、他の人の進め方や考え方を知ることができたことです。中堅クラスのPMでも、冒頭でお話した通り、みんな自信がない状態です。「こんなトラブルにぶち当たったのは私のスキルが低かったからなのだろうか」と1人で抱えていた不安も、意外と皆さんも同じようにあったりして。自分の課題や悩みが「PMあるある」だったということを知ることができて、メンタルヘルスにも寄与したと思います。受講者同士が気づきを得られるのはとても大きかったですね。
— -プロジェクトマネージャーの孤独を救うために
プロジェクトマネージャーは一人で責任を負う気持ちになりやすく、職種柄孤独だったりしますよね。立場上、相談できないことも多いです。プロマネ道場は、プロジェクトベースで案件が多発している会社にとってはとても良い場だと思います。営業も機会があれば受けたほうがいいですし、ディレクターや UXデザイナーも受けるといい講座だなと思っています。皆が PM の仕事を理解できると、いいチームができてくるのではないでしょうか。そうして、炎上案件、孤独なPM が減るといいなと思っています。
上野様、ニジボックスの皆様、ご参加いただき、ありがとうございました。
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