【情報共有】タスクマネジメント(タスク管理)って何?【実はできる人が少ない】- だれプロラジオ書き起こし#26

橋本:皆さん、こんにちは。パラダイスウェアの橋本です。

中島:中島です。

古長谷:古長谷です。

橋本:だれプロラジオ第26回は?

古長谷:「タスクマネジメントって何?」です。
 

タスクマネジメントとは?

橋本:タスクマネジメントって、皆分かってる気になってるけど分かってない物事の大きなポイントの一つだと思うんですよ。中島さんって、一緒に仕事をするPM ディレクターでタスクマネジメント上手い、上手くないって結構渡される側って分からないです?

中島:分かりますねー。

橋本:タスクマネジメントね、なんで分かってる気になっているかって言うと、皆自分のTo Do ぐらいは整理するじゃないですか。

中島:うん。

橋本:To Do は自分が分かればいいんだけど、タスクマネジメントって相手に伝わらないといけないし、プロジェクトで沢山のメンバーが居る場合は誰が何をやっているかを別の人も知ってないといけないんです。プロとしてプロジェクトマネジメントをやるのであれば、第三者のタスクまで、誰が何をやっているかを把握出来るマネジメントが必要なんですよ。

それがね、出来る人は実はかなり少ないという話です。弊社で、マンモスプロジェクトっていうプロジェクトマネジメントツール作ってるのはそれのためなんです。「うちはスプレッドシートでやってるから大丈夫です」って思ってるケース結構あるんですけど、スプレッドシートではタスクマネジメントをやりきれないんですよ。

最初にタスクを洗い出して「これで良いですよね」っていう出発する時はそれでもニーズは満たせるかもしれないんですけど。タスクマネジメントって都度変更が入っていき、「誰がどうなって…」とかっていうのを常に共有しないといけない。それが無いと置いてけぼりになる人が居たりとか、全然違う所に居て作業してる人が居たりとか、スケジュールの認識が全然ズレるみたいな事とかなっちゃうんで、そこをお手伝い出来るツールとして提供しないといけないっていうのが一番ベースになります。

中島:プロジェクトマップって、最初こう始まってウワーッて広がって、最後にプロジェクトマップがキュッと集約していくじゃないですか。そこに向かっていて、それぞれ今どう動いているっていうのが、マンモスプロジェクトと使うとプロジェクトの動きが俯瞰で見られる。あれがやっぱり、タスクマネージメントにとって非常に大事なんだろうなって思うんですよね。

橋本:そうだと思うんですよね。

中島:やっぱ、最後皆で作った物ががっちゃんこして、製品になるとかサービスになるので。ここに皆で向かっていて、それぞれ今俺はここをやってるけど、他の部署の誰誰さんはここを作業してて、「ちょっとここ遅れてんのかな?」とか、「ここちょっと助けようかな」みたいな事も思い浮かぶようなプロジェクトマップっていうのがマンモスプロジェクトの凄く魅力の1つですよね。
 

タスクマネジメントのイメージ

橋本:僕がいつもイメージするのって、サッカーなんですよ。

中島:おー。

橋本:タスクって、仮にクリティカルパスがボールだとすると、誰に今そのボールがあるかでゲームが変わっていくでしょ?でも最終的に目指す所って、ボールをゴールポストの中に入れるっていう事なのでこれをどう組み立てるかっていうのを常に俯瞰しているのがサッカーで言えば監督だったりとかチームリーダーだったりするので、その人が周りに出す指示がおかしいと、それは到底点取れないですね。

中島:そうですね。

橋本:そういうイメージがあると結構違うかなってね。

古長谷:新規事業とか1つのプロジェクトやるにしても、情報が多かったりアウトプットでいろんな物が出てくるので、スプレッドシートだとそれを見て進捗が変わってとかでゴールが見えない、なかなか1個1個のタスクの擦り合わせっていうのができないし、それこそタスクを確認する一大プロジェクトになっちゃうので。

中島:確かに。

橋本:1つのタスクでも、サッカーと違うのは、タスクをやってる中で「ゴールの場所変わったよね」みたいなのってあるじゃないですか。

中島:ありますね。

橋本:あるんだけど、そこもこれはもうしょうがないんですよね。本当はタスクの中身としてこっちをやるべきだと思ってたけど、実はこっちだったみたいな事はよくあるんだけど、これを共有してないと、「あの人達何やってんだ?」っていう話になっちゃうんですよ。

中島:なっちゃいますね。明後日の方向、向いちゃいますからね。

橋本:それをリーダー的な立ち場の人が色んな所でやっていると、皆どこがゴールなのか分かんなくなっちゃう。

中島:意識合わせるのがね、大事ですよね。

橋本:あとイメージとしてあるというのは、今ってもう無いんだと思うんだけど、料理番組あるじゃないですか。対決料理番組みたいな、料理の鉄人みたいなやつ。

中島:ありましたね。

橋本:あれをイメージしてもらうとよく分かると思うんですけど、料理の鉄人って何かテーマ決まっていましたよね?

中島:決まっていました。

橋本:今日はこういうテーマで料理作ってください。時間が…30分とかだった?

中島:だったかなあ?

橋本:30分とかで、1人でやる時もあれば、手伝ってくれる人が居て、与えられた時間の中で材料を使って、どれが一番美味しいかみたいなやるじゃないですか。プロジェクトってまさにそうで、前提条件と予算がこれで、メンバーこの人達で、このお題で良いやつ出してください、みたいな世界で。

そこで求められるのって、少なくとも料理の鉄人として出る人達は、自分が作ろうとするものが何で、誰に何をお願いしないといけないかっていうのが分かってないといけないんですよね。このお願いする人のスキルとかもちゃんと分かってないと、最終的に上がってくる料理がどういう物なのか、勝てる料理なのかっていうのが分かんないので。

中島:こいつ魚捌かせたら上手いなとか、こいつ野菜の処理上手いなとかね。そういう特性が分かっていないとね。

橋本:そして、料理って、例えばボールを片付けるとか、洗うとか…。

中島:それも大事、本当に。

橋本:そういうのも綺麗にやっとかないと上手くいかないので、プロジェクトリーダーみたいな人はそこをちゃんとイメージ出来てないといけない。

中島:そうですね。

橋本:だからタスクマネジメントのイメージは、サッカーと料理の鉄人。料理の鉄人的な番組は多分Netflix とかにはあると思うんで、若い人とかはそっちを観てもらって。
 

まとめ

橋本:じゃあ、タスクマネジメントのまとめですね。タスクマネージメントと普通のTo Do の違いは、自分だけ分かっていればいいのかと、まず相手が分かってるかどうかと、第三者、プロジェクトの関係者が分かるかどうかっていう事が凄く大事ですと。

タスクマネージメントのイメージはですね、サッカーか料理の鉄人で。リーダーは全体を俯瞰して、誰が何をやっていて、どこのポジションで、どういう認識で居るか、最終的にどういう結果を導くかっていうのを見てないといけないという事ですね。じゃあ、だれプロラジオ第26回は…。

古長谷:「タスクマネジメントって何?」でした。

中島:この動画が良かったと思ったら、グッドボタンとチャンネル登録、是非よろしくお願いします。それではまた、次の動画でお会いしましょう。ありがとうございました。

橋本:ありがとうございました。

 

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