【心理的安全性】チームビルディングのコツ【ダブルバインド】- だれプロラジオ書き起こし#34

【橋本】皆さんこんにちは。パラダイスウェアの橋本です。

【中島】中島です。

【古長谷】古長谷です。

【橋本】だれプロラジオ、第34回は。

【古長谷】「いいリーダーが実践するチームビルディングのコツ」です。
 

チームビルディングとは

【橋本】チームビルディングですね。業務委託でチームに入る場合、周りも業務委託の方ばっかりのこともありますよね。最初は人の寄せ集めなので、束ねていって、チームとしてチームワークが成立するようにしないといけないわけですよね。

それをやるのも、プロジェクトの成功に対して責任を負っているPM の仕事の一つだと思うんですよ。「いいリーダーが実践する」というタイトルなんですけど。

【中島】いいリーダー代表として。

【橋本】いいリーダーかどうか、自分では分からないですけど。これはいつも悩むところですよ。要件定義自体は、要件定義フェーズがきっちり終わるとだいぶ肩の荷が下りるんですけど、チーム自体は、例えば1-2年のプロジェクトの場合、そのメンバーに基本ずっと関わってもらうわけです。わが社にいたっては、もう10年とか。

【中島】そっか。もうそんなに経ちますね。

【橋本】それなので、リーダーは、いつもチームについて考えなければいけない。だって誰かが抜けるとか、あと誰かが病気になったとか、そのような不可抗力の事態が起きたら、責任を負っている立場としては、対応しないといけないですよね。これは僕が業務委託などで関わっているプロジェクトでも日常的にある話。気を付けていることで、軍事のメタファーとか出していい?

【中島】どうぞ。橋本さんっぽいじゃないですか。その切り口。

【橋本】僕、ミリオタなので、すみません。チームワークとかプロジェクトマネジメントで、どうしても軍事に置き換えて考えることが多いんです。あらゆる戦争って、勝ち戦でも、絶対に犠牲者が出るわけですよね。

『プライベートライアン』でもあるんだけど、『プライベートライアン』ってアメリカ軍の話じゃないですか。アメリカ軍って勝つでしょ。だけど、主人公は旅の途中で仲間をどんどんなくしていくわけですよね。PM って基本、よほどのことがないと入れ替わらないから、人が抜けるとなると、そういう気持ちになるんですよ。そうならない人も多分、たくさんいると思うんだけど、僕自身はメンタルダメージがあります。

だから、いい理由で離脱するならいいんだけど、切り替わりの時期にメンバーが入れ替わるとかなら全然いいんだけど、そうではないときに離脱者が出ると、すごくメンタル的には辛いものがある。だから、いつも心掛けていることとしては、そういうことがあり得るということを、自分自身、リーダーとしては理解した上で、一緒に頑張りましょうっていうスタンスが大事かなと思いますね。
 

チーム運営にとって大切なこと

【古長谷】今日、ちょうど別メンバーの、usa さんとミーティングしていたときに、なぜパラダイスウェアでプロジェクトを続けられるのかという話をしていたんですよ。私の答えはど、橋本さんは必ずいい意味で、期待の負荷をちょっと掛けてくれることと、他のプロジェクトが大変な状況とか、家庭的な事情とかを察して理解してくれるっていう、この2点があるから、もう5年。

【橋本】古長谷さんももう5年か。

【古長谷】ご一緒してもらってます。

【中島】でも5年ってなかなかですよね。

【古長谷】すごいですよ。

【橋本】5年はなかなか続かないですよ。だから今、例えば大企業でも、メンタルをやられて休職していたりとか、あるいはさらに離職みたいな話もありますよね。一般的には会社経営が安定していて、福利厚生が充実していることがすごく重視されるけど、実際のプロジェクトの現場って、自分たちが何を目指していて、自分は役割として何を任されていて、それが遂行できるときとできないときの事情をリーダーが理解してくれているかどうか、ということがないと、やはり全然うまくいかない。

【中島】そうですね。

【古長谷】20代はいつも元気で仕事に没頭できたけど、だんだん体の事情とかいろんなことで、できないことも時々ありますよね。

【橋本】それに、家庭というファクターは、これは誰にでも出てくる話ですね。家庭の事情があまりない人でも、健康の問題が当然ありえますし、そういうことは人生と同じでコントロールできないじゃない。

【中島】できないですね。

【橋本】そういうものを、どう一緒に対応していきましょうと言えるかどうかだと思うんですよね。
 

チームにとっての悪影響

橋本:例えば、僕が外部のプロジェクトに入ってPM をやる場合は、「初めまして、こんにちは」から始めて、いろいろな理由で専門性を持っている仲間が仲間として集まりましたとなったときに、最初にやることは、このプロジェクトの目標は何かというのを明確にします

さっきの軍事の例に例えると、「この部隊が狙うのはあの砦」だと。ついては、「君にはこのライフル銃を渡す。あなたは機関銃です」と。「このフォーメーションで戦います。想定外のことが起こったら、これこれ、こういう対応をしますので、その状況判断は全部僕がやります」と言うと、各メンバーは自分の仕事に集中できる

【中島】安心感ありますよね。そこにはちょっと。

【橋本】そこが確保されていないと、「自分の前だけ撃っていて大丈夫か」とすごく気になりますよね。自分の横は信頼できる仲間が守ってくれているから、前を向いて戦える。左右が頼りにならないとか、後ろから撃たれるかもしれないと思っていたら、全然実力が出せない。

【中島】出せないですね。心理的安全性って。

【橋本】最近話題ですよね。

【中島】最近よく聞きます、心理的安全性。

【橋本】でも、その心理的安全性も言葉だけ独り歩きしている。心理的安全性の観点でいうと、絶対やってはいけないのが、これは心理学の用語なんですけど、ダブルバインド。ダブルバインドとは、要は矛盾するオーダーを与えるっていうこと。

【中島】なるほど。

【橋本】これ、会社とかよくあると思うんですけど、「売り上げ上げろ、ただし予算は使うな」のようなことを言うと、その中で編み出せる施策もあるかもしれないですよ。だけど、大半の人はやられてしまう

ダブルバインドは一人の上司が与えることもあるんだけど、会社が別々のメッセージをいろいろな所から出していて、結果、現場がダブルバインドになっていることもよくある。

ダブルバインドに陥った人や部署がやることというと、保身と責任回避なんですよ。そういう仕事の仕方をしていると、将来の専門性などが養っていかれないので、そこにいる人も不幸だし、会社もそういう人たちに対して給料払ってやっても、生産性上がっていかないので、お互い不幸なんですよね。

【中島】誰も得しないですよね。

【橋本】だから、メッセージやオーダーはできるだけまとめて、PM に1回落として、PM からチームに伝えてもらうなど、そういうやり方をしないと、ダブルバインドになりやすいんですよね。
 

チームビルディングのコツ:まとめ

橋本:では、チームビルディングのコツですね。まとめです。

・まずミッションを明確にして、役割を割り振りましょう。予測しきれないこともたくさんあるけど、リーダーが一生懸命に対応していると、結果、信頼してくれるかなっていうところですね。
・もう一つはダブルバインドですね。矛盾したメッセージをメンバーに伝えないようにしましょう

では、だれプロラジオ、第34回は。

【古長谷】「いいリーダーが実践するチームビルディングのコツ」でした。

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【橋本】お願いします。

【中島】それでは、また次の動画でお会いしましょう。ご視聴ありがとうございました。

【橋本】ありがとうございました。

 

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