【契約は大事!】 参加してはいけないプロジェクト – だれプロラジオ書き起こし #02


 

「参加してはいけないプロジェクト」とは

皆さんこんにちは。パラダイスウェアの橋本です。

中島:中島です。

古長谷:古長谷です。

橋本:第2回。

中島:第2回です。だれプロラジオを始めます。

橋本:今回のテーマは?

古長谷:…何だっけ。

橋本&中島&古長谷:(爆笑)

中島:「参加してはいけないプロジェクト」ですよね。

橋本:ですよ(笑)。今回はね、ちょっとリアルな話で、一般論としてね、「参加してはいけないプロジェクトの見極め方」みたいなものがお伝えできればなと思います。…どうですか、参加してはいけないプロジェクト。

中島:いやー、参加してはいけなかったなっていうプロジェクトありますね。でも糧になってはいますよ、もちろん。1回目に言った通り、失敗も良い経験になりますから。やっぱりもう僕もフリーで10年やってると、打ち合わせに出てメンツを見ると、「あ、何かヤバ!」っていう、何かこう、ゾクゾク、ゾワッみたいなのありますよね。

橋本:あ、素晴らしい。僕も初回の打ち合わせ開始5分でやるかやらないか決めるんですよ。

中島:やっぱね(笑)。
 

面構えを見極めよう

橋本:で、面構えなんで、表現あれですけど、「こいつらケツ持つのかどうか」っていう。ケツ持つ人がキックオフの場所にいないと、それはもうかかわらないほうがいいですよ。

前回、新規事業の話とかしたけど、新規事業とかってプロジェクトをずっと続けて、早くて3年、通常5年、10年かかるもんなんですよね。それで結局何が一番大事かって言うと、続けられるかどうかですよ。すごく曖昧なというか、よくある言葉になっちゃうんですけど、情熱とか根気とかとかね、結局そういうのがないとどんだけ初回のプロジェクトがエクセレントに決まったとしてもどうにもならないんで。そこら辺をですね、見極めるときに、やっぱ「顔」なんですよね。

中島:そうなんですよね。ただ、僕らが伝えたい層の人たちに、「顔見て分かるかい?」って言っても、まだ経験してないと難しいかなと。僕みたいなフリーランスの人間ってやっぱり、日銭がすごい大事で、来月、再来月、振り込まれるものがすごく気になってしまうので、やっぱ貪欲に仕事取りに行ってしまうんです、どうしても。

橋本:で、独立したてとかだと貯金も少ないし、声かけてくれた人のところに行っちゃう。

中島:「あざす!」みたいな。「ありがとうございます!」みたいなのはあるんですよ。で、仕事を取りに行きがちなんですけど、やっぱそれで、「ああ…」って思いをしたことも非常によくあります。

橋本:ていうか、政府の統計か何かにも出てたと思うんだけど、フリーランスって続けられる人がすごく少なかったりとか、フリーランスでちゃんと食えてる人ってものすごい統計で少ないんですね。僕が見てる感じだと、独立したての1、2年が一番死亡率というか、挫折率が高くて。古長谷さんも独立したて大変だったもんね。

古長谷:そうですね。橋本さんに相談してなければ恐ろしいことが。メンタルがやられて続けられなくなってたと思いますね。

橋本:そう。不安なんです。だから、「何でもいいから頑張ります」で仕事取っちゃう。でも、会社員時代ってやっぱり会社側が与信調査をしてくれたりとか、要は変な人をちゃんと排除してくれたりとか、ブランディングとかも含めてしてくれてるんです。

中島:フィルタリングもですしね。

橋本:見込み客のフィルターをしてくれてるんだけど、個人だとそれの重要性を分からないから、変なお客さん掴むと仕事やったけどお金払ってくれないとか、買い叩かれるとかね。

中島:そうですね。

橋本:僕も何回も不払い食らってるからね。

中島:そうですね。聞きましたよね。
 

専門知識はタダじゃない

古長谷:中島さんとかもそうですけど、私もブランディングだったりする、形が無いものを作ると、「どこまでが仕事の範疇なのか」って切り分けが難しいとどんどん膨れ上がって、お金は出てこないけど、赤字になるみたいな。

中島:アイディアをタダだと思ってる人は多いんですよね。酒飲み話でいいお話出るときあるじゃないですか。雰囲気の中から生まれるいい話とかってあるから、「それ全部タダですか」みたいな。企画みたいな話とかをしたら、「あ、それいただきました!」みたいなことになって、「いや、いただきました!じゃなくて」みたいな。

橋本:中島さん結構ね、そういうのサービスでやっちゃうもんね。

中島:そうなんですよね。良くないんですよね。良くないんですよ。良くないんです。

橋本:僕、自分がプロマネだからってのもあるけど、プロジェクトの話は一応打ち合わせでしかしないっていうようにしています。僕がプロジェクトの話でアドバイスとかすると、時間あたりのチャージとかでやるわけだけど、弁護士とかと一緒で。

例えば僕がポロッと簡単に出しちゃうようなアドバイスでも、そのプロジェクトの費用で換算すると何百万円とか何千万円もリスクヘッジできたりとかするので。その価値を、例えばクライアントとか会社の上司が理解できるかどうかはまた別の問題なんだけど、「こいつは専門性があるからこの時間のチャージ分の高い金を払っとんや」っていう意識があるので、本当はそういう風に取引をフリーで技術なり知識なりで食べる人はやらないといけないんだけど、独立したては分かんない。

中島:そうなんですよ。分かんないんですね。だからといって、今もう知恵をつけたから飲み会でもそんな話をしませんよっていうわけではないんですけども(笑)。

橋本:だから何かサービスでね、やっていいレベルでね。

中島:そうですね。

古長谷:サービスするかどうか決めるのはサービス提供する側なのでね。

中島:大事。

古長谷:サービスで、ただで持ってっていいよっていうのはあちら側が決めていただくことではない。

中島:ではないです。いやいや、本当そうですね。

橋本:「それをタダでやってくれ」って言われても、「何を言ってるんですか」って話になる。

中島:そうなんですよね。

古長谷:そうじゃない人には私もどんどん渡しちゃうんですけど。

橋本:元のプロジェクトのかかわるべきかどうかみたいな。

中島:そうですね。ちょっと逸れましたけども。

橋本:戻していくと、そういう専門性の価値を分かっているか、あるいは分かろうとしているかが重要ですね。例えば、生活でトラブルがあって弁護士に相談行ったら1時間5,000円ですよ。「え、何それ高い!」みたいな感じに思うけど、でも世の中の人は弁護士が法律に詳しくてこのトラブルを何とかしてくれるだろうと思うから、高いと思うお金を払うわけです。

法律の勉強にどれぐらい時間がかかるかとか、その専門がどんだけ難しいかを理解しなくても、ちゃんと時間に値段がついてると、「なるほど、一生懸命勉強して身に着けた法律の知識を自分に使ってもらうんだから、このぐらいかかるんだな」っていう考え方と一緒で、プロジェクトに経験とノウハウがちゃんとある人が集まったら、それなりにお金ちゃんと払わないといけないですよ、というのが当たり前に理解できてる人とプロジェクトをやりましょうっていう話。

中島:ぜひ一緒に。
 

契約書は大事!!

古長谷:最初にお金の話をして、できれば契約を巻いて。着手はそれからにしたほうが、できれば。

中島:そう、そう。そうです。

橋本:契約書は絶対大事ですね。最初にそのセットがあれば、そう拗れない気がしますね。その辺の話を、また回を設けてね。

中島:契約書大事だよね、みたいなね。

橋本:世の中のネットに出てるトラブルのほとんどは契約書を巻いてれば起きなかったトラブルばっかりなんですよ。で、契約書をちゃんと締結してるのにトラブル起きたら、契約書の多分一番最後に書いてあるんですけど、管轄の東京地方裁判所に持ってけばいい。

中島:やるよと。やっちゃうよということですよ。本当に。

古長谷:で、そういうのをやらずになあなあでやって、「え、そこお金いるの。いらないんじゃなかったの」みたいな話をあとあとで言ったりやったりするから揉めるんですよ。

もう私も独立4年目ですけど、ここ数年、最初の1年以降、「契約書に書いてありますよ」の一言で全て解決します。

橋本:契約書を交わしてればトラブルにならないケースはいっぱいある。

中島:ならないです。特に私らみたいなデザインやってるようなやつはね、デザインやってるような方々はね、契約とかそういうもんに疎い人が多いから、周り見ても、「ああやられちゃってんなこの人」みたいな。

橋本:多いよね。

中島:多いんですよ。

橋本:デザイナーは特に多いね。

中島:本当に多いんですよね。だからやっぱり本当に、それで僕も周りのデザイナーと一緒に仕事する上で「契約書って大事だな」って学ぶことが非常に何回もありましたのでね。

橋本:契約書を本当にわざわざ交わす必要も実は無くて、契約書の文章が分かんない人とかも結構いるので、メモ書き、箇条書きでいいから、メールで「今回の仕事これでいいですよね」っていうのを送るだけで十分契約としての効果があるので。

中島:そうですね。
 

まとめ

橋本:まとめると、関わってはいけないプロジェクトは、ノウハウとか経験の価値を理解できない人と関わらないということ

で、もう一つは面構え。面構えは難しいけど、言い換えると、ちゃんと責任を持って物事を進めてくれるかどうか。例えば、「IT のこと分かりません、プロジェクトのことも正直よく分からないんですけど、でも契約周りのこととか、お金の支払いのこととかはちゃんと言っていただければやります」っていう人でも全然いいんです。こういう人がちゃんと発注者側なり、プロジェクト主体側にちゃんといるっていうことが大事です

中島:誠実さ、みたいなとこですよね。

橋本:はい。

古長谷:顔で分からなかったら契約書の話をしてみれば大体わかりますよね。

中島:なるほど。

橋本:そうそう。契約書の話から逃げる人とは仕事をやってはいけない!

中島:確かに。そう太字で書いときましょう。テロップ入れときましょう。

橋本:ということで、だれプロラジオ第3回?2回?

中島:第2回になります。

橋本:終わりたいと思います。ありがとうございます。

橋本&中島&古長谷:ありがとうございました。

Hashimoto Masayoshi
橋本将功
IT業界20年目、PM歴18年目、経営歴8年目、父親歴5年目。Webサイト/Webツール/業務システム/アプリ/組織改革など、300件以上のプロジェクトのリードとサポートを実施。その経験を元に、誰でも簡単に効果的なプロジェクト運営を行うことができるツール「マンモスプロジェクト」を開発した。世界中のプロジェクトの成功率を上げて人類をよりハッピーにすることが人生のミッション。