橋本:皆さんこんにちはパラダイスウェアの橋本です。
中島:中島です。
古長谷:古長谷です。
橋本:第20回だれプロラジオのテーマを。
古長谷:はい。テレワークでオンオフを切り替える方法です。
橋本:はい。テレワークもいま新型コロナウイルスで、テレワーク、リモートワークは本当にやってる人すごく多くなってますね。我々はもうとっくにやってたじゃないですか。
中島:そうですね。
橋本:逆に忙しくなって。
中島:そうですね。
橋本:リモートワークが一般的になるとズームの会議が間髪入れずに入ってくるので、「逆に忙しくなったな」っていうのがすごくありますね。
中島:そうですね。
ON/OFFの切り替えが難しい
橋本:今回はテレワーク増えて困ってる人いっぱいいるんじゃないかという話ですね。
中島:そうですね。その中でも仕事に外に出ることでオンオフ、仕事の自分、プライベートの自分を切り分けてる人は家でそれをやらなきゃいけなくなってオンオフが切り替えられなくなって結構イライラしちゃって、家庭の雰囲気が悪くなっちゃうみたいなことよく聞くんですよ、最近。
橋本:ずっと一緒にいてイライラしちゃってね。
中島:「家にいない方がいい」みたいなね、奥様もいらっしゃいますしね。
橋本:それは根本的な問題だと思う(笑)
中島:それはもう変えられないんですけどね(笑)
橋本:結構、家で仕事できない人っているじゃないですか。
中島:いますね。「よく家でできますね」みたいなことよく言われてましたもん。
橋本:実はね、僕も家で仕事できない人だったんですよ。
中島:へぇ、そうなんですか。
橋本:だから、「何を整えれば家で仕事できない人ができるようになるか」っていうのは分かってる。僕にとっての切り替える方法、コツっていうのがありますね。
中島:橋本さんはそういうのありそうだなと思うんですけどね。
橋本:僕は自宅とかだと、これちょっと才能だと思うんですけど、案件のことをすっかり忘れられるんですよ。細かくね、何年も前の案件のことを覚えてる人もいるんだけど、僕は「離任しました」、「離任が決まりました」ってなると、翌日に「あれ、それなんでしたっけ?」みたいな(笑)
中島:あ、でもあった。「こないだの案件のあれじゃないですか」みたいな話しても、「え?」みたいな。「つい2カ月前とかの話ですよ」みたいな。
橋本:(笑)
橋本:僕それ逆に才能だと思ってるんですよ。
中島:忘れる才能ですね。
橋本:だって、蓄積して全部覚えてたら。
中島:キャッシュがね、溜まっちゃうから。
橋本:キャッシュが溜まっちゃって、ストレスもその分大きいから。僕は自宅の仕事で時間決まってるとすると、「何時から何時までは仕事」ってなると、この後すっかりそのことは忘れられる。
中島:すごい。
ON/OFF切り替えのコツ
古長谷:一番よく聞く悩みだと、エンジンがかからないというか、スタートのスイッチのかけ方が一番難しい。
中島:すごく難しい、って言うよね。
橋本:実はこれは割と簡単な話で、みんな誰でも会社に行くまでにやることが決まってるじゃないですか。例えば起きて、顔洗って、歯磨いて、服着替えて、女性の場合は化粧してとか、男性も髪整えて、みたいな人いるでしょ。それを、出社するまでのことを家ん中でやるんです。
中島:みんなね、パジャマのままやろうとしちゃう。
橋本:そう。パジャマのままでやろうとするから切り替わらなくて。あと僕も今テレワーク流行ってる中で、若い人で「スイッチ切り替わってねえな、こいつ」っていうのがあるんですよ。テレワークでたとえば「朝10時から打ち合わせあります」って言ってるとして、「お前、9時半まで寝てただろ」とか、「9時50分まで寝てただろう」みたいなのは分かるんですよね、普通に(笑) でもそれは、やっぱり9時に起きて儀式を一通りやっておかないと。
中島:儀式ね。僕のところはスーツ着てましたもん、家で。本当に。
橋本:家に出て電車に乗るまでのことは全部やっておかないと、そういうふうに身体的に整えていくプロセスがあるので、これを飛ばしていきなり、バーン、仕事の話ですってそれは追いつかない。
中島:無理ですよね、絶対無理。会社に行く手前でコーヒー買って飲むとか、そういうのですよね。
橋本:僕はセブンイレブンのコーヒーを絶対買って飲むんですけど。
中島:よく持ってますもんね、アイスコーヒーね。
古長谷:今日も持ってましたもんね。
中島:持ってましたね、たしかに。
古長谷:儀式ですね。
中島:儀式なんですね。
橋本:家でもコーヒー入れているし、家で朝一の打ち合わせがある場合は、絶対それを飲んでっていう儀式やってます。
中島:古長谷さんも何かあります?
古長谷:私もやっぱり着替えを意識するようにしました。
橋本:着替えるも普段の仕事着にするっていうのは大事ですね。
古長谷:どちらかと言えば自分はマルチタスクできるほうかと思ってたんですけど、過集中のタイプだった。集中しすぎて休めない、やめどころが分からない。それもペース配分していかないと中長期的に働けないと気がついて。
中島:オフの部分ね。
古長谷:オフの部分を意識するようにしました。
中島:どういうふうに? 「もう今日はやめとこう」みたいになるところを設けるってこと?
古長谷:時間で。
中島:時間ちゃんと切る?
古長谷:途中でも切るようにしてます、ある程度。
中島:めちゃくちゃ調子いい時とかあるじゃないですか。
古長谷:あります。
中島:もうちょい、もうちょい、みたいな。夜に。あるじゃないですか。そういうのも切っちゃいます?
古長谷:そういう時も切っちゃいます。無理するともう翌日ぐっずぐずになるから。
中島:ああ、そうなんだ。
古長谷:結果1週間トータルとしてはマイナスになるよなって気がつきました。
中島:えらいな。俺、走り切っちゃうんだよな。「もう今やらないと無理」みたいな。「明日もう1回エンジンをあたためるとこからやんなきゃいけないからな」ってなっちゃうからな。
古長谷:区切りの部分って難しいですよね。記事書いてる途中ではさすがに切れなかったりするので。職種によってちょっと違ったりしますよね。
中島:違うかもしれないですね。
橋本:PM も、自分の関わってるプロジェクトでどういう問題が起きるか分からないから一応ずっとスタンバっておかないといけない。
中島:アイドリングしとかないといけないですもんね。
橋本:それもずっとやってるとしんどいから、今ちょっと案件落ち着いてるなと思ったら黙ってサボってればいい(笑)。
中島:Netflix 見るとかね。
橋本:とかね。ちょっとそこまで散歩に出たり。そういうのは別に誰にも迷惑かけてない。
中島:その見極めってやっぱり、長いことやっていて潮目が読めないとできないじゃないですか。
橋本:若い子はずっと張り詰めるから、長距離走ができないっていうのはそのせいですね。
中島:うまいこと休んでいかないとっていうところはありますよね。
テレワークに重要な環境づくり
古長谷:初めてテレワーク、リモートワークスタートする人が今すごく多い中でまず、1カ月では「自分のリズムを作ろう」っていうことがなかなかできない。
橋本:「それが結構難しいことなんですよ」っていう認識が大事かなと思っていて。
中島:確かにね。ちょうど今1カ月ぐらいじゃないですか。わーっと始まりだしてから。
古長谷:そうですね3月下旬ぐらいから。
橋本:あと結構大事かなと思うのは、働く環境づくりですね。僕が若い頃自宅で仕事できなかったのはそれやってなかったからだと思っていて、喫茶店とか行って仕事やっていたんだけど。でも喫茶店で仕事するっていうのはやっぱり機密情報を扱うとか、トイレ行く時にパソコン置いていけないとかそういうのとかを考えると、あんまり望ましくはなくて。
で、家でちゃんとデスクを置いて仕事するとかってなると、やっぱり住環境が大事になりますね。僕が最近引っ越した家は部屋が分かれてるんだけど、娘がいる時とか当然あるんですよね。「じゃあ別々の部屋でやりましょうね」とかできるんだけど、前の家はそれができなくて。
中島:部屋数がね、単純にね。
橋本:あと娘も幼かったりとか。そういうのもあるから、仕事する前提の環境づくりっていうのもちゃんと考えていかないと。中島さんの環境とか理想的ですよね。
中島:そうですね。僕やっぱりモニターが大きくないと仕事できないから、27インチの 5K の iMac 使ってるんですけど、外でできないですよね、それで普段やってると。普段13インチとかだと打ち合わせ用に持っていったりしますけど、外でそれで仕事しろって言われても無理だし。家の何が理想的って思われました?
橋本:机ですね。
中島:机、そうですね。がっつりした机と椅子はもちろんありますしね。いい椅子大事ですよ。長く仕事するんであれば。大事ですよ、腰痛めちゃうから。
意識的に休憩時間を設けましょう
橋本:あとリモートワークやってると作業とリモートミーティング、テレカンが隙間なく入ってくるんで、たとえば昼食の時間とか休憩の時間とかを意識的に入れておかないと。
中島:たしかに。
古長谷:そうですね。
橋本:ものすごく過労状態になっちゃうんで。会社で出社して仕事してると皆が同じペースで働いてるから昼飯時は誰も声かけてこないし、時間も大体同じぐらいの時間で取れるんだけど、リモートワークは相手が見えないから、間髪入れずに入れてきたりとかするので。
中島:カレンダー見て「空いてる」って思われちゃいますもんね。
橋本:いや、空いてないよって(笑)。
古長谷:そうですね。自分でマネジメントしないと、私、夜までご飯食べ忘れるとかあります。
橋本:そうそう。それはやっぱり体に影響が出ちゃうから良くないので、リモートワーク、テレワークしててもランチは外に食べに出るとか。そういう息抜きとか入れておかないと。
環境設備にかかる経費
中島:僕らみたいなフリーランス・自営業は環境を作るとかっていうのって自分に対する投資として必要なことじゃないですか。だけど、会社員でテレワーク始めましたといって、家にインターネット環境が無かったりとか、そういう「デスクない」、「パソコンもどうしよ」うとかなっちゃっていて、「この金は一体誰が払うんだ」みたいな、経費をね。今結構聞いたりするんです。
橋本:会社のマネジメント側にテレワーク、リモートワークやったことある人いないからそういう環境整備の重要性がよくわかってないんですけど、会社の仕事の命令でテレワークをするんであれば、そういう環境整備に対するサポートみたいなのはあって然るべきだなと。
中島:そうですよね。
橋本:個人事業主は、経費で済みますから。
中島:バンバンいけますからね。
橋本:あと、馬鹿にならないのは光熱費。
中島:家にいますからね。暖房もつけるし、エアコンとかも。部屋に空気清浄機もつけるし、加湿器もつけるし、結構ハイパワーな PC 使ってる人は、電気代結構すごくなりますね。
橋本:そういうコストがかかるんですよというのは認識しておかないと。
中島:仕組みとしてまだ全然ないですもんね、そういうのって。
橋本:今のテレワークもいつまでやるかわかんないでしょ。
中島:定着してないですからね、これ。
橋本:定着というか、これで「テレワークさせてください」っていう話は通りやすくなるんだと思っている。
中島:実績ができちゃいましたからね。
橋本:だけどそれを、今みたいに移行する時にどういう障害があるかっていう話もようやく多くの企業が認識したと思うので、そこを長期に向けてね、やっていく必要がある。だって我々が仕事していてコストとして認識されるのって交通費ぐらいじゃないですか。いや違うんですよっていう話をね。
まとめ
中島:かなり拡大したテレワークのお話になってしまいましたけど。
橋本:そうですね。じゃあまとめ行きますか。テレワークでオンオフを切り替える方法のまとめ。
一つ。朝起きてから自宅出るまでの儀式をちゃんと毎日やりましょう。
一つ。テレワーク用の環境を整えましょう。
一つ。オフの時間をちゃんと作りましょう。
というわけで、第20回、テレワークでオンオフを切り替える方法でお送りしました。よろしければ高評価、チャンネル登録をお願いいたします。
中島:また次の動画でお会いしましょう。
橋本:お会いしましょう。